アイディアまん。
- 2011年09月16日
- 組合日誌
お野菜には「規格」というものがあります。
それは、色んな生産者の方が思い思いに良かれと思って持ってきたお野菜、
たとえばAさんは虫食い一つないつるむらさき、Bさんは虫食いがあったり葉先が枯れたりしてしまっているつるむらさきを持ってきたとしたら・・・、同じ値段で買うのに抵抗を感じるのではないでしょうか?
そこで、とても難しいことではありますが「ここまではOKですよ!」という規格を決めて販売しています。
ただ、規格を決めてしまうとわたしたちには「販売しやすい」という利点が生まれますが、
その分、生産者の方に選別という負担や、販売できないものがでてくるという苦悩が生まれるのが問題です。
そこで!少しでも販売できないものを減らそうと、規格から外れたお野菜たちに名前をつけて販売しています。
たとえば今年の2月、寒さのためにちっとも大きくならない、大きくなる前にヒヨドリにどんどん食べられてしまう!早く売らないと!!
という2個で一人前の大きさの玉レタスに、わたしが勝手にアイディアまんだと思っている前園さんが一言。
「2玉パックにして、”食べきりサイズ玉レタス”として販売したらどうかな・・・?」といってくださいました。
ふむふむ、なるほど。
早速、普段お取引くださっているところに相談すると「いいですね!」といってくださり、結局ヒヨドリに食べつくされる前に収穫を終えることが出来ました。
そして今回、このごぼう。
今年はごぼうが昨年に引き続き不作で、やっとのことで収穫してもらっています。
直径が1cmくらいしかない、やわらかいこのごぼう。
あなたはどんな名前をつけますか(^^)??