かごしま有機生産組合は、有機農業と自然生態系に調和した生き方、暮らし方を地域に広げていこうと願う人々の集まりです。

組合ブログ [かごしま有機生産組合]

蒲生グループ_現地検討会


先日、蒲生グループの現地検討会が行われました。

 

現地検討会とは、蒲生グループの皆さんで、各圃場を周り

問題点があれば、指摘、指導し合うというものです。

この現地検討会のおかげで、蒲生グループの皆さんの

野菜の品質は、とても良いのです。 😛

 

では、蒲生グループの様子をご紹介します。

市薗さんリーフ

市薗さんのリーフレタスです。

もう少しで出荷できそうですね。

現在、県外出荷できていないので、生育が楽しみです 😆

上福元さん_玉ねぎ

上福元さんの玉ねぎです。

品種、定植時の苗の大きさ別に植えています。

とても勉強熱心な方です。

井迫さん_春菊

井迫さんの春菊です。

生育がとても良く、いっぱい出荷できそうです!

。。。が、

井迫さん_春菊の病気

病気が進行してきているので

被害のないところを、少しずつの出荷になります。 😥

小川さん_サニー、リーフ

小川さんのサニーレタス、リーフレタスの圃場です。

とても大きくなっていますが。。。

これだけの対策をしても、霜傷みでほぼ出荷ができないそうです 🙁

蒲生地区も、とても寒さが厳しいということを思い知らされました。

蒲生農場_セロリ

直営農場(蒲生)のセロリです。

現地検討会の後にお邪魔しました。

前回お邪魔した時に比べ、とても大きく繁っています。

ドンドン出荷できますので、よろしくお願いします 😳

有機農業フォーラム 開催


平成26年1月21日に 於 レイイクサイドホテルいむた清風にて

講師に宝種苗株式会社研究員 園田 旨伯 氏 をお迎えし

「有機農産物加工業務用野菜の最新動向について」が開催されました

有機農業フォーラム 1

有機農業フォーラム 2

大きな有機野菜にアジアン感激・PHD協会


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高田です。

有機農業を目指すアジアの若人たち。鹿児島を皮切りに九州をめぐり、本拠地神戸へターンバックするツアー。毎年恒例の行事です。

今年は、ネパール/ミャンマー/インドネシアから各1名、それに国内研修員2名と協会本部1名の総勢6人。

まずは組合本部で、かごしま有機生産組合の歴史と使命を説明。収穫したばかりの有機農産物を見、加工されたジャム、ドレッシング、ジュース、お茶などを手にとり有機農業のさまざまな展望を語りあいました。

大きな人参(前ブログ「さつま町」参照)や、2㎏以上の大きな白菜を見て、有機農業で大きな野菜もできることに驚き、食べたい!と目をきらきらさせる面々。

「どうして日本には、大きな野菜や、畑で見る形の変わったもの、小さいものが売ってないの?」(ミャンマーのモーママさん)有機だからどれも貴重で、しかも美味しい。もったいないねえ・・・。(消費者や流通の皆の力で変えてゆかねば)

***********

畑へ移動。今年のホストは姶良有機部会の今村君雄さん。

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有機農業は楽しいよ、とにこやかな笑顔の今村君雄さん。

 

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珍しい赤大根、青大根を見てかじり、露地畑、ハウスをじっくり見学。(※「大根」です)

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これ何?(ネパールのラマさん)—「葉にんにくですよ」

食べていい?

がりがりマルかじり!—–「ちょっと薄味だけど、いいねえ」みんな目がテンでした。

ネパールでは、ニンニクは生でかじります。元気の秘訣!

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みなさん、いかがですか。かごしまのパワー:有機葉にんにく、おすすめです!

***********(蔵満さんを囲んで)

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最後は、ハウスで作業中の蔵満さん。今、夏の果菜苗を準備中。

「なんで電熱線の上にワラを敷くの?」(インドネシアのダリスマンさん)

「まだほかほかしている堆肥を敷き詰め、足でかため(熱拡散防止)、電熱線を敷く。

その植えにワラをかぶせ、熱伝導が均等になるように工夫しているんだ」

訪れるメンバーは違っていても皆、蔵満さんの講義を一生懸命聞いて国に持ち帰りみんなで享受する。

いつか、この人たちの国に行ってみたいものです。

 

菜花がいっぱい!さつま町だより2014年1月


事務所スタッフの高田です。11日の土曜日にさつま町の畑を調査してきました。

凄いですよ。菜花!菜花!菜花!

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 先日地元の新聞に紹介された「有機栽培の野菜を販売し、地元を元気つけている」さつま町の5人の女性たちの畑も凄かった。通称=さつま町の五人娘!

さつま町五人娘s (南日本新聞より)

この5人で約40アールの菜の花畑。 段々に違う品種が植えてあるため、遠めに淡い緑、濃い緑と海の潮目のようなラインが見えます。

 

今控えているのはこちら。 茎の中央にひっそり見えているツボミ。これが「頂花」です。 DSCF1805_R        

この頂花をまず収穫することで、切り取られた茎から、わき芽がのびてきます。そこにもツボミができるのです。 わき芽が出始めると、菜花の収穫量は一気に3倍、5倍、…と増えてゆきます! 雨が降り、気温が安定し、お日様が顔を出したら、菜の花たちは一斉にツボミをあげ「見て、見て!」と声を響かせます。 みなさん、このツボミたちの大合唱に応え、たくさんお買い求めくださるようお願いいたします。

**********上園さん

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風がびゅうびゅう吹く中、露地で草取り中の上園さん。 ことしは、小松菜、ほうれん草、大根、チンゲン菜をここで作っています。らっきょうもいつもの5倍作りました。さつま町の元気な露地野菜を食べてね。

**********黒鳥さん、今東さん

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黒鳥さん、今東さんの畑には、白菜の横に待望のキャベツ。 地球畑の店舗にもうすぐ並びます。 ハウスには、先日の七草セットのために植えたミニ大根がありました。「地球畑にまた出したいなあ」

**********東さん

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小松菜でおなじみ、東さんのハウス。虫除けネットの下には小松菜が顔を出しました。2月末に登場。 別の畑の有機人参。 大きいでしょう! 東さんは看板「有機JAS圃場です」を新調していました。露地畑にはこんなりっぱな人参が。

**********徳留さん

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徳留さんの畑も、ご覧のとおり霜よけのトンネル。出荷中のほうれん草のほか小松菜、春菊など芽を出しています。

*********若松さん

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若松さん、黒鳥さんの白菜もまもなく出荷。寒くて大きくなるのが遅いから巻きが甘いですが、その分やわらかですよ。

 **********徳留さん

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黒鳥さん、徳留さんの空豆も発芽しています。春が楽しみですね。

さつま町のおいしい大根も、みなさん手がけています。ジューシーな冬大根。鹿児島の有機大根は歯ごたえがいい、と評判です。 鍋に、おでんに、煮物にどうぞ!

帰り際に寄せてもらった若松さん宅で、こっそり手打ち蕎麦を頂きました。旨い! 山のような御餅の入ったお雑煮もご馳走様でした。 みなさんの心使いが、さつま町のおいしい有機野菜の味になってるなあ、と嬉しい気分で帰りながらも頑張って「菜の花」を販売せねばと気持ちを新たにいたしました。 みなさん、「菜花」を宜しく!(鹿児島の他の産地の菜花も元気いっぱい出荷中)

年始のごあいさつ


あけましておめでとうございます。

 

旧年中は天候不順の中で野菜の生産、出荷もなかなか思うように進められず、皆様には多々ご迷惑をおかけせざるを得ない不本意な一年でありました。

しかしながら、そんな中にあっても新規に有機農業に取り組みたいという13人の若者を仲間に迎えることができ、嬉しい一年でもありました。

 

今年は、かごしま有機生産組合が発足して30周年という大きな節目の年となります。

 

発足以来、近日まで皆さんのご支援とご協力により、組合員数160名という有機農業生産団体としては全国有数の組織として成長することができました。

 

改めて、皆さんに心より感謝申し上げます。

 

今後も

 こつこつと!

 めげずに!

 愚直に!

有機農業運動に取り組んでいく所存です。

よろしくお願いします!

 

かごしま有機生産組合 

代表  大和田 世志人


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