第17回 有機農業チャレンジフォーラム2018のご案内(1月23日(火) 霧島国際ホテル)
- 2018年01月17日
- 組合日誌
水俣の吉田浩司さん果樹園にて、グレープフルーツを収穫してきました!
グレープフルーツを含む柑橘系の木には棘があるのをご存知ですか?
グレープフルーツを収穫するのに、枝を押しのけて収穫しますがその際に棘が刺さり、棘に引掻かれ、収穫作業は大変です。
あっという間に生傷だらけになりました。。。
しかし、今期のグレープフルーツは鈴なり!大豊作です!
たくさん収穫でき、疲れも痛みも吹き飛びました(*´ェ`*)
熊本県の慣行栽培ではグレープフルーツの栽培中に22回まで防除が認められています。
しかしながら、吉田浩司さんのグレープフルーツの防除回数は、たったの1回のみ!
その為、グレープフルーツの木にはクモの巣があちこちに見られます。
手間ひまかけて育てられた吉田浩司さんのグレープフルーツは安心してご賞味いただけます!
とっても美味しいので、是非ともご賞味ください!
グレープフルーツは地球畑各店にてお買い求めいただける他、地球畑オンラインショップでも販売しております。
是非ともお買い求めください!
※地球畑オンラインショップは”こちら”をクリック!!
今回は組合通信に掲載致しました生産者コラムより、前田さんのコラムをご紹介します。
【キャベツの中から!!】
かごしま有機生産組合の直営農場で3年間勤めさせていただき、その後、実家のある鹿屋市串良町で就農して、早いもので10年目になりました。
10年前に5αの畑からスタートし、現在150αの畑で根菜類を中心に栽培しています。
私が就農当初から作り続けている作物の中に、キャベツがあります。
キャベツはいろいろな虫が食べに来ます。コナガ・ヨトウムシ・シンクイムシ・ハスモンヨトウ、モンシロチョウの幼虫(アオムシ)などなど。
有機栽培でキャベツを作るのは難しいと、いろいろな人から言われてきましたが、意地になって作り続けています。
私の栽培するキャベツは、9月に種を播き、翌年の1~3月に収穫する冬キャベツと、11月に種を蒔き、翌年の4月に収穫する春キャベツがあります。
収穫がこの時期に限られるのは、虫がつきにくい一番リスクの少ない時期を選んで作っているからです。これまで、虫対策として、キャベツの間にハーブ類を植えてみたり、レタスを混植したり、防虫ネットを張ってみたり、いろいろ試してみましたが、なかなか思うような結果が得られないし、作業効率のとても悪い。ある日、「あぁ~、やっぱり有機のキャベツ作りはむずかしいなぁ」と肩を落として家に帰ると、4歳になる娘が、「♪キャベツの中から~あおむし出たよ~ピッピッ♪」と保育園で覚えてきたキャベツの歌を大きな声で唄っていました。なんでこのタイミングで、この歌を唄うかね~と思いながら、合唱しました。
お父さんまだまだ努力が足りないねぇ! と言われているようで・・・。
確かに、まだまだ試したいこともあるし、せっかくこだわって作るにはいいものを作りたい! これからも試行錯誤しながら作り続けようと思いました。
最後に、春キャベツ収穫の時期になりました。スーパーのように、一年中キャベツが棚に並ぶことはないですが、ぜひ有機キャベツを食べてみてください。
よろしくお願いします♪ ピッピッ♪
前田 高志
玉ねぎ部会を開催しました!
玉ねぎ部会では、昨年度の反省及び今年度の状況を話し合った上で、適正苗や疫病対策について勉強会を行いました。
昨年度は西南暖地広域で疫病が広がり収量が落ち込んだこともあり、生産者の皆さんはとても真剣に勉強会に臨んでました。
生産者の皆さん、今年度は収量アップ期待してます!!
台風16号の被害について続報です。
いんげんです。
収穫間近の株もありましたが、全滅でした。
蒔き直しをされるそうです。
人参です。
発芽間もなく、強風で折れてしまいました。
蒔き直しをされるそうです。
きゃべつです。
育苗中でしたが、根本から折れてほぼ全滅です。
苗があれば購入し、定植予定です。
かぼちゃです。
折れて傷んでおり、全滅です。
蒔き直し、定植し直しは行わないとのことです。
ご覧のように、今回の台風16号は大きな爪痕を残して行きました。
かごしま有機としても蒔き直しにかかる種代など、補助ができないか検討中です。
先日、大型の台風16号が鹿児島に上陸しました。
鹿児島に限らず、台風の影響により被災された方々へは心よりお見舞い申し上げます。
鹿児島の被害状況ですが、現在取りまとめの最中です。
その中でも、人参、玉ねぎ、いんげん、キャベツなどへの影響は大きいようです。
生産者によってはハウスの骨組み破損、作業場大破なども出ています。
取りまとめ完了し次第、追って被害状況をお伝えします。
今回の組合ブログはお知らせがメインになります。
・「緑肥作物フィールドデイ」のご案内
9/27(火)14時~16時に宮崎県の雪印種苗株式会社 宮崎研究農場にて緑肥の講習会が開催されます。
今回はマメ科とイネ科緑肥の混播が中心とのこと。
マメ科緑肥で窒素を固定し堆肥に負けない効果が得られる上に、保肥力(CEC)の増大も見込める。そんな緑肥の魅力について興味のある方は是非組合までお問い合わせ下さい。
・北薩支部会のご案内
9/30(金)10時~13時に熊本県水俣市月浦のおれんじ館にて、北薩支部会が開催されます!
生育状況の共有、組合への要望、技術交流、そして親睦も深めましょうという会になります。
北薩地区の生産者様方には案内を送信しておりますので、出欠宜しくお願いします!
さて、また次の台風が発生してますね。台風16号の進路が気になる所です。
先月お邪魔した農家さんの家で面白い話を聞きました。
何でも「台風の草(通称)」というものがあり、今年の台風の傾向を教えてくれるのだとか。
実物をお見せできないのが残念ですが、細長い草の先端近くにキュッと絞られた様なくびれができており、それによると「遅い時期に大きな台風が1回来る」というお話でした。
ちなみに台風が何度も来る場合はくびれがたくさんできるのだとか。
今の所台風の直撃を免れている鹿児島ですが、この予知が当たると直撃がある事になります。
結果は気になりますが、当たっては欲しくないですね。
台風12号が接近中です。
現在の予報では鹿児島の西を抜けて長崎に上陸する様です。
御存知のとおり、台風の東側は大荒れになります。
今回の台風は影響が出そうで、とても不安です。。。
昨日、生産者の薗田真さんより人参の発芽状況をご連絡いただきました。
発芽した人参です。
台風の影響が小さいことを祈ります。
皆さんもお怪我などされませんよう、十二分にご注意をお願いします。
先日、さつまいも部会を開催しました!
まずは薗田さんの圃場にて圃場と収穫作業の見学です。
まず、つる払い機でつるを切り落とします。
マルチ剥がし機でマルチを剥がします。
掘りあげ機で掘り起こします。
1つ1つ引き抜きます。
調整してコンテナに入れます。
これで収穫作業は終了です。
この後しばらく風乾させた後、選別選果、箱詰めを行います。
続いて、さつまいも部会です。
部会ではさつま芋の規格や便利な道具、鳥獣害対策等が話し合われ、とても有意義な会議になりました。
これから本格化するさつま芋収穫。
まだまだ暑い中ですが、熱中症など体調に注意して収穫をお願いします!!
先日、霧島市部会を開催しました!
今回は現地確認が行われました。
現地確認とは、霧島支部会に所属しているほぼすべての生産者の圃場を皆で回り、良い点、悪い点を共有する会です。
現地確認は朝7:30に集合し、夕方17:00頃まで行われ、全部で10名の生産者の圃場を確認しました。
皆さん他の方の圃場を見る機会が少ないので、とても良い経験になった様です。
また、病虫害の対策なども良い勉強になった様です。
その後、霧島支部会が開催され、昨年の実績・反省や来期の目標について話し合いました。
その後の懇親会ではお酒を片手に農業について、生活について、未来について等々。。。語り合いました。
朝早くから夜遅くまでという大変な日程、且つ炎天下の中の圃場確認になりましたが、皆さん大変お疲れ様でした!
これからの霧島支部会にも、大変期待してます!
よろしくお願いします!!