かごしま有機生産組合は、有機農業と自然生態系に調和した生き方、暮らし方を地域に広げていこうと願う人々の集まりです。

大口農場日誌 [かごしま有機生産組合]

防寒の回

2011/01/31 16:28 2011/01/31 16:31 image.jpg

昨日は南薩で大雪でしたね。

南国からしたら慣れない状況なんですよ。チェーンなんて皆もってないもんだから、枕崎周辺は車がクルックル回ってました。

僕も3/4回転→路肩激突着地までしっかり決めてきました。

こんにちは、吉原です。
今日は防寒のお話です。

人間に心地よい気温がある様に、植物にもそれぞれの『適温』ってのがあるわけで、僕ら土人(ツチンチュ)はそういう環境を整えるのも大事な仕事なんです。

○大根
・発芽適温…15℃〜30℃
・生育適温…17℃〜21℃

大口は寒いとき−8℃まで下がりよるし、霜も容赦なく降りる。
いくら冬の野菜と言えども、これでは生育もにぶけりゃ傷みもでるので、対策を打ちます。

→マルチ
地温を上げるため、透明マルチを使用。

→ビニールトンネル
霜から守るのと地温を上げるために、トンネルの枠組みを作ってビニールをかける。

シーツ敷いたり掛け布団かけたりするって事ね(^^)/”
これで10℃位は差がでるんですよ。
野菜作りも、時期によってはこういう手間がかかってるんです。

次、

○私の足
・生育適温…15℃〜25℃
※湿度は低めが良い。

→スキー用長靴
昨日スポーツショップにて三千円で購入。
なぜ気付かなかったのでしょうか。これまではペラペラの長靴で、靴下で勝負してました。

→ヒートテック(股引)
下半身の保温効果あり。
温泉の脱衣場で一瞬江頭2:50と化すのが欠点。

人も植物も寒い時は寒い!
でも、あんまり過保護にすると、軟弱な子になってしまうから、オレらも野菜も、基本は「我慢」!笑

この寒い中、つい4日前に大根の種が播かれました。
勿論、上に紹介した対策も施されてます。

新しい命が顔を揃えだしたら、皆さんにも写真で紹介したいと思います。

お楽しみに。

【今日の一枚】
1、大根畑(ビニールトンネル・マルチ)

2、ビニールをめくると…
3、江頭

カブの回

2011/01/27 15:07 2011/01/27 15:08

さて、今日は極寒の大口でたくましく育っ野菜の一つ、カブの話をします。

朝、強い霜を受けたカブの茎葉はガチガチに凍ってます。
それを握って収穫すると、土まで凍ってるもんだから、カブの肩周りに凍った土がガッチリと引っ付いてきます。

土星に似た朝のカブの収穫は、凍った大根の収穫の次くらいに強烈なので、10時頃までは前日に採ったカブの袋詰めをするなどの段取りを前もってやります。(前日に余裕があれば…)

今日はいつもお世話になっている近所の農家さん、阿久根さんのカブを採ってました。

平畝・バラ播きで、冬草のじゅうたんの中、カブが葉を広げています。

草に守られてるんですねぇ、霜痛みはほとんどありません。
雑草も意味ある命ですね。

今日、阿久根さんと話してて、

阿久根さん;「カブも芽を出す時は良さそうて思ったやろうけど、まさかこんな寒いとは、そらービックイしたろーなぁー(笑)」

オレ;「確かに。」

昼の日を浴びながら、手先は光速で動かしつつ、心はなんともホッコリした瞬間でした。

【今日の一枚】
1、ホッコリ系ベテラン有機農家、阿久根氏。
2、カブさん

初めましての回

2011/01/26 16:08 2010/12/01 17:12

ブログにツイッター、3Dに六本木なんてのは一生縁のない単語だと思っていました。

ブログをやることになりました。

さっきから打って消してを繰り返してるうちに、そもそもブログて何なのかわからなくなり、

(笑)←こういうの大丈夫なんかな!!?

えー、ブログ始めました!
自己紹介です。

冬は鹿児島の北海道と呼ばれる程冷え込む極寒の地、『大口』で、直営農場スタッフとして働いてます、吉原です。

毎日仕事開始10分で手と足の感覚が麻痺し、「冬は寒いもの」を合言葉に、気合いと根性で寒さの向こう側にたどり着くのが日課。

言い過ぎたけ?笑

ぐらい寒い所です。

これから大口農場で作られる野菜の事や付近の農家さんの話、仲間の紹介や仲間が破れたツナギを着たまま縫っていたらパンツと繋がった話など、大口の様子を伝えていきたいと思っています。

よろしくどーぞ。m(__)m

【今日の一枚】
初回と言うことで豪華二本立て。

1、今日の人参収穫の様子

2、仲間が破れたツナギを着たまま縫ってパンツと繋がった様子

ブログはじめます!

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