前回に引き続き、総会・春夏作付調整会議についてお伝えします!
今回は21日に開催された講演会、総会、品目部会についてです。
まず、姶良・伊佐地域振興局 農政普及課の里中氏より、「農業における最新の技術情報」についてご講演いただきました。
講演では、現在の日本に於ける有機農業の耕地面積と目標についてや、行政の支援についてご説明いただきました。
また、緑肥によるセンチュウ対策についての実証結果をご説明いただき、有害センチュウに有効な緑肥について理解を深めることができました。
質疑応答では、緑肥の鋤き込み時期についてご回答いただいた他、今後は水稲に関しても技術指導をしていく方針であるとのことでした。
里中氏の講演に続き、総会が開催されました。
総会では代表大和田より2014年度の結果や2015年度の目標を説明致しました。
続いて事業報告や事業計画、決算、各支部会及び各生産部会の報告及び計画について審議され、賛成多数で可決されました。
また、役員改選について、南薩支部長に東谷さん、新規就農者部会長に原田さんが就任されました。
品目部会では、なす、きゅうり、菜花部会とさつま芋部会に分かれて行われました。
両品目部会共に活発な意見交換が行われ、充実した会議になりました。
これにて全日程が終了し、生産者の方々はご自分の圃場へと帰って行かれました。
お忙しいところお集まりいただき、ありがとうございました。
次に一堂に会するのは7月、秋冬作付調整会議。
それまで皆様、くれぐれもお身体にお気をつけて、安心・安全な野菜の生産に励んでください!
1月20日~21日にかけて、総会及び春夏作付調整会議が開催されました。
今回は1月20日に行われた講演会、新規就農者体験発表、作付調整会議、懇親交流会についてお伝えします。
まず始めに、佐賀大学農学部の染谷教授より、「堆肥と微生物を活かした土づくり」について講演していただきました。
講演では、海外と日本では環境が異なり日本では森林が安定した生態系であることや、堆肥に期待できる効果について、放線菌について、堆肥の衛生面について、堆肥の不熟度判定について説明していただきました。
また、質疑応答では緑肥を播種するタイミングや「竹パウダー」の効果についてなどの質問が行われ、染谷教授より丁寧にご回答いただきました。
続いて行われた新規就農者体験発表では、各地域より選ばれた新規就農者6名に発表していただきました。
発表では、段取りが悪く計画どおりにいかない、手が足りずに作業が遅れる等の反省や問題点が挙がった他、その失敗や経験を活かして「今年は飛躍するぞ!」という強い決意・抱負を感じました。
新規就農者の方々は、これからのかごしま有機を、日本の農業を、世界の農業を支えていく方々です!
みなんさんの今後に、大いに期待してます!!
続いて、作付調整会議が行われました。
作付会議調整では生産と出荷の状況報告や、各部会長より前年の反省と今後の取り組みについて発表された他、県外販売担当と直営店より、生産者への要望が伝えられました。
その後、根菜の部、果菜の部、果樹生産者に別れて調整会議が行われました。
生産者の皆様、重点品目、不足品目の強化にご協力をお願いします!!
そして、懇親交流会が行われ、最近の状況や意見交換など、旧交を温めました。
また、優秀な成績を残された方、部会に表彰が行われました。
とても楽しい時間で、あっという間に時間がきてしまいました。
今回はここまでです。
21日に行われた講演会、総会、品目部会については後ほど。。。
お楽しみに!