かごしま有機生産組合は、有機農業と自然生態系に調和した生き方、暮らし方を地域に広げていこうと願う人々の集まりです。

大口農場日誌 [かごしま有機生産組合]

根の回

2011/03/04 14:03 2011/03/04 14:06 2011/02/22 15:15 2011/02/22 15:17

やはり強い霜きましたね。間違いなく明日もくるやろ。

スナップBabyはビニールかけてて正解でした。順調に綺麗に育ってます。

さて、最近はもっぱらゴボウ収穫です。

トラックターが故障してたので、昨日までは手掘りで攻め続けてきました。

結果、相方の鬼束君、故障しました。

それでも逃がしません。
by大口農場

お隣りに住む有機農家、池田さん(こないだ五百歳て言ってた)のゴボウを掘ったのですが、株間が狭いので基本小さいのが多い。

彼はこれまでずっと手掘りスタイルでやってこられたんですよ。凄いわ。

小さく作るのは長年(500年)の経験から生まれた作戦か!?

多分性格。笑

場所によってセンチュウ害が多かったのは、作付け品目が根菜に偏りがちなのと、3年おきにゴボウを作付けしている事などではないだろうか。

物凄く柔らかく、味がいいのも池田ゴボウの特長。池田さんの畑の土、柔らかいもん。

でも不思議なもんですね、直根が1メートルも延び続けること自体が。

根の先端が硬盤や石に当たると、横肥大に切り替わるので、事前に深く耕してるんです。

ちょっとリンクした話。
こないだホウレン草の横にいた雑草君をそっと抜いてみたら、畝の表面で根を横向きに走らせていました。
地上部からは想像できないくらい長い根。なぜに横向き??

根には機能と役割があり、臨機応変に形状を変えながら責務をこなします。

地下部こそ、ドラマですよ。

ゴボウもしっかり生きたヤツなんです。

次回は大口の珍しい作方のゴボウを紹介しましょう。

【今日の一枚】
1、抜かれるゴボウ
2、軍手と比較
3、チビ雑草君
4、まさかの根


このページのTOPへ