根の回
- 2011年03月04日
- 農場日誌 (のうじょうにっし) farm diary
やはり強い霜きましたね。間違いなく明日もくるやろ。
スナップBabyはビニールかけてて正解でした。順調に綺麗に育ってます。
さて、最近はもっぱらゴボウ収穫です。
トラックターが故障してたので、昨日までは手掘りで攻め続けてきました。
結果、相方の鬼束君、故障しました。
それでも逃がしません。
by大口農場
お隣りに住む有機農家、池田さん(こないだ五百歳て言ってた)のゴボウを掘ったのですが、株間が狭いので基本小さいのが多い。
彼はこれまでずっと手掘りスタイルでやってこられたんですよ。凄いわ。
小さく作るのは長年(500年)の経験から生まれた作戦か!?
多分性格。笑
場所によってセンチュウ害が多かったのは、作付け品目が根菜に偏りがちなのと、3年おきにゴボウを作付けしている事などではないだろうか。
物凄く柔らかく、味がいいのも池田ゴボウの特長。池田さんの畑の土、柔らかいもん。
でも不思議なもんですね、直根が1メートルも延び続けること自体が。
根の先端が硬盤や石に当たると、横肥大に切り替わるので、事前に深く耕してるんです。
ちょっとリンクした話。
こないだホウレン草の横にいた雑草君をそっと抜いてみたら、畝の表面で根を横向きに走らせていました。
地上部からは想像できないくらい長い根。なぜに横向き??
根には機能と役割があり、臨機応変に形状を変えながら責務をこなします。
地下部こそ、ドラマですよ。
ゴボウもしっかり生きたヤツなんです。
次回は大口の珍しい作方のゴボウを紹介しましょう。
【今日の一枚】
1、抜かれるゴボウ
2、軍手と比較
3、チビ雑草君
4、まさかの根
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