リーフレタス
- 2011年02月03日
- 農場日誌
日付が変わっちゃいましたが・・水曜日は
セロリ、春菊、リーフレタスなどを収穫しました。
蒲生ハウスで栽培中のリーフレタスの様子です。
リーフレタスは、非結球のレタスで
葉っぱをサラダなどに利用します。
結球レタスより収穫までの期間が短く、栽培しやすいです。
蒲生ハウスでは、リーフレタスの苗を
12月上旬に植え付けました。
苗は、かごしま有機生産組合の
育苗ハウスで育苗されたものです。
有機栽培で使用できる健全な苗です。
上の写真のようにセルトレイで育苗されています。
苗を植え付けから約2ヶ月ほどで
順調に生長しました。
ナモグリやヨトウムシなどの害虫は、ほとんど見られません。
この場所では
トマト → チンゲン菜、水菜 → リーフレタス
と作付けしていますが、トマト後の葉物はなんと無施肥です!
無施肥でもこれだけ立派に生長します。
有機野菜の生命力は本当にすごいな~と思う瞬間です。
出荷できる大きさの株を選抜して収穫しています。
全体的には収穫できる大きさまで、あともう一息のようです。
これからの収穫が楽しみです♪
リーフレタスの株元を上向きにしています。
なぜでしょうか??
リーフレタスは株元を刈り取ると、
茎から白い汁が出てきます。
白い汁が葉に付くと傷みやすくなるため
このように株元を上向きにしています。
余談ですが、リーフレタスの和名は「チシャ」です。
この白色の汁が出ることから乳草と呼ばれ
乳草 → チチクサ → チシャ
と呼ばれているようです。
綺麗に袋詰めをして出荷しました☆
収穫の作業後は、春からの作付けに向けて
圃場ごとに土壌診断を行いました。
土壌診断は
姶良市の鹿児島有機農業技術支援センターで行っています。
目では見ることができない土壌の様子を
調べています。
蒲生農場では、作付けの前に土壌診断を行い
施肥設計の参考にしています。
科学的な視点から客観的に土壌の状態を把握することと
作物やその場所に生える雑草などをじっくりと観察し、
土壌の状態を予測する「勘」を養うことも大切だと思ってます。
これから春の作付けが楽しみです。