かごしま有機生産組合は、有機農業と自然生態系に調和した生き方、暮らし方を地域に広げていこうと願う人々の集まりです。

蒲生農場日誌 [かごしま有機生産組合]

リーフレタス


日付が変わっちゃいましたが・・水曜日は

セロリ、春菊、リーフレタスなどを収穫しました。

蒲生ハウスで栽培中のリーフレタスの様子です。

リーフレタスは、非結球のレタスで

葉っぱをサラダなどに利用します。

結球レタスより収穫までの期間が短く、栽培しやすいです。

蒲生ハウスでは、リーフレタスの苗を

12月上旬に植え付けました。

苗は、かごしま有機生産組合の

育苗ハウスで育苗されたものです。

有機栽培で使用できる健全な苗です。

リーフレタス 苗

上の写真のようにセルトレイで育苗されています。

苗を植え付けから約2ヶ月ほどで

順調に生長しました。

蒲生ハウス リーフレタス1
葉っぱがパリッ!シャキッ!として活き活きしています。

ナモグリやヨトウムシなどの害虫は、ほとんど見られません。

この場所では 

トマト → チンゲン菜、水菜 → リーフレタス

と作付けしていますが、トマト後の葉物はなんと無施肥です!

無施肥でもこれだけ立派に生長します。

有機野菜の生命力は本当にすごいな~と思う瞬間です。

 蒲生ハウス リーフレタス2

出荷できる大きさの株を選抜して収穫しています。

全体的には収穫できる大きさまで、あともう一息のようです。

これからの収穫が楽しみです♪

蒲生ハウス リーフレタス3
リーフレタスの重さを量っています。

リーフレタスの株元を上向きにしています。

なぜでしょうか??

リーフレタスは株元を刈り取ると、

茎から白い汁が出てきます。

白い汁が葉に付くと傷みやすくなるため

このように株元を上向きにしています。

余談ですが、リーフレタスの和名は「チシャ」です。

この白色の汁が出ることから乳草と呼ばれ

乳草 → チチクサ → チシャ

と呼ばれているようです。

綺麗に袋詰めをして出荷しました☆

蒲生ハウス リーフレタス4

収穫の作業後は、春からの作付けに向けて

圃場ごとに土壌診断を行いました。

土壌診断は

姶良市の鹿児島有機農業技術支援センターで行っています。

http://kofa.jp/support.html

目では見ることができない土壌の様子を

調べています。

土壌診断

蒲生農場では、作付けの前に土壌診断を行い

施肥設計の参考にしています。

科学的な視点から客観的に土壌の状態を把握することと

作物やその場所に生える雑草などをじっくりと観察し、

土壌の状態を予測する「勘」を養うことも大切だと思ってます。

これから春の作付けが楽しみです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です


このページのTOPへ