リーフレタスの回
- 2011年02月16日
- 農場日誌 (のうじょうにっし) farm diary
リーフレタス。
レタスだけど巻いてない、オープンなヤツ。
冷涼な環境を好み、虫の食害も無い。作業もしやすければ需要も高い。
この夢のような野菜を、大口農場では主幹作物にしようと考えていました。
しかし、今年の霜は甘くなかった。
去年と比べて霜痛みの害が大きい。外葉に留まらず、芯まで焼けてしまい、多くのロスを生んでしまいました。
すまんよ、リーフ…。
発見もありました。
・同じ畑内でサイズが三分の一位しかない物が局所的にある。
これは簡単。ビニールトンネルの端が少し上がって開いてる所に限って小さいので、保温が効かなかったと見れます。
温度大事。
次。
・二畝やや生育が鈍い畝がある。
これも簡単。古いビニールを用いた畝で、透明度が落ちてる分、日射量も落ちたんでしょう。
おひさま大事。
面白いのは次!
・同じ畑内で霜の害が多い所と全く無い所がある。
地上部は同じ環境下にありながら、場所によってはっきりと差が出ている。
施肥量は均等、前作は同じ、葉色・根の張りはいずれも良好で、定植した人の配置とも排水のクセとも合わない。
同圃場で似たような現象がありました。キュウリの立ち枯れの入り方。
スナップのうどん粉の入り方にもやや似ている。
土壌分析で差がでないで欲しい(笑)
過去のブログで『土のバランスが整っていると生命力が引き出される』(多分こんな感じ)と蒲生農場さんがおっしゃってましたね。
その通りだと思う。
土を構成する要因って本当多くて、動的なんです。
個人的には土って生き物と捉えてます。
…長いとブーイング食らいそうなので止めます。笑
とりあえずリーフ君の努力を無駄にせんためにも、もう少し検討してみます。
有機農業、いいね!笑
【今日の一枚】
1、リーフ君 大
2、リーフ君 小
3、ごめんよ、リーフ君